ローソク足
為替や株価などの値段の動きをグラフにしたものをチャートといい、その代表がローソク足チャートです。ローソク足というのは相場の値動きを、ある単位期間で定め始値、終値、高値、安値を表したグラフで、文字通りローソクに似た形になっています。
始値に比べて終値が高い場合(値上がりしたとき)と、終値が安値より安くなった場合(値下がりしたとき)とでローソク足の箱の部分の色を変えます。値上がりしたときは白にし、陽線と呼びます。値下がりしたときは黒にして陰線と呼びます。この白と黒が基本的な配色ですが、別の色が使われることもあります。
高値と安値は、始値と終値の値段の幅よりも大きく動いたことをあらわし、高値はローソクの上の線、安値はローソクの下の線で表されます。この線をヒゲと呼び、たとえばヒゲが下に長くついたときには、始値と終値の間で相場が一度大きく下に動いて、そのあと戻したということがわかります。
1本のローソク足をどの期間に対応させるかによって、1分足(1分間の動き)、5分足(5分間の動き)、日足(1日の動き)、週足(1週間の動き)、月足(1か月の動き)などの種類があります。期間を長くとるほど、ローソク足チャートは大きな相場の流れをあらわします。
ローソク足ではその形から、さまざまなことを読み取ることができます。
基本的には長い陽線(大陽線)になると、大幅な値上がりで相場が強気であることをあらわし、逆に長い陰線(大陰線)は、大幅な値下がりで売りが殺到していることをあらわします。
ローソクが短い場合は、小さい動きで市場がどっちつかずの状態です。ただし、上ヒゲ(上についたヒゲ)や下ヒゲ(下についたヒゲ)が長くついた場合は、途中で大きな値動きがあったことをあらわします。
始値と終値が同じ値段で上下にヒゲがつくと十字の形になりますが、これは相場がどう動くか決めかねていることをあらわします。これはトレンドの転換点(つまり天井や底)で見られることが多いです。そのほかにも何本かのローソク足のパターンから強気や弱気、天井や底、相場の変化などを見極める方法などがあります。ですが、まずはローソク足がある期間の値動きがまとめて表現されたもの、という基本をまず押さえておきましょう。
