積極的に儲ける
リスクを抑えて積極的に儲ける
積極的に売買を繰り返して効率よく利益を上げていくための基本は、あくまでもリスクを念頭におきながら、狙えそうな状態になったときに積極的に投資していくということです。「積極的な投資」と「キケンを覚悟で投資していく」はまったく意味が違います。いついかなるときにでも、リスクは最優先に考慮されるべきものです。戦略的に儲けるためには、まずリスク管理が最優先事項だからです。
損切りラインと利益確定ライン
まず、どのタイミングで売るのかということを、かっこたる方針を決めておくことが投資戦略上とても重要です。積極的に儲けるいろいろな手法があるでしょうが、肝心なのは損切りラインと利益確定ラインを決めておくです。具体的には「50銭上がったら利益確定、30銭下がったら損切り」といった機械的な手法がそうです。利益確定の水準を「利確ライン」、損切りの水準を「損切りライン」とします。すると、次のような2つの戦略が浮かびます。
●利確ラインを上げて大きな利益を狙う手法。目的の利確ラインまで上がるのに時間がかかるし、途中で下がる局面もあるので、損切りラインも少し下にする。時間がかかってもいいから高めの利益を狙う戦略。
●利確ラインを下げることで、短期で利益は少なくてもその分、投資回数を増やしていく手法。損切りラインも上げて早めに損を切りをすること。投資のスピードを優先する戦略。
勝率と儲け
損を小さく利益を大きくする利確ラインを設定すれば、たとえ2戦2勝の投資成績でも儲けることができます。たとえば短期勝負を前提に値幅を小さくして「利確ラインは買った値段の20銭上、損切りラインは10銭下」という設定にしてみます。短期決戦なので1年で100回は取引できるかもしれません。ここで勝率を50戦50勝だとしても、儲けは5円です(0.2×50-0.1×50)。
このとき1万通貨単位で投資すると5万円の利益です。さらにレバレッジを4倍にすれば20万円の儲けとなります。この「利確20銭、損切り10銭」というライン設定は、3勝6敗でとんとんになります。3勝5敗でも利益は出るということです。これこそ戦略的な損切りといえます。
