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逆指値で儲けを確保する

いざポジションを持って一番悩むのは、いつ売るのかということです。
買値よりも上に動いた場合、どこで売り注文を出すかを考えますが、ついつい「この勢いならもう少し上がるだろう」と売りの決断がなかなかつかない場合があります。

なぜなら「売るとそこで結果が確定する。そのことであとで後悔しないか」という投資家の心理が働くからです。このことから値下がりしても、値上がりしても、「売りをためらう」という心理状況におちいりやすいわけです。

この心理に振り回されないように機械的にトレードするためには、やはり「逆指値」が必要になります。
この逆指値を使った有効な手法に、逆指値が値上がりするにつれて引き上げていく手法があります。

たとえば、1ドル=110円で1万米ドル買ったとき、約定と同時に1ドル=109円50銭を逆指値で損切りラインに設定します。その後、順調にドルが上がってきたら、たとえば50銭上がるごとに逆指値も50銭上げていきます。このまま相場についていくと、天井を過ぎて50銭落ちたところで決済できます。いつ売るかではなく「天井から50銭下を狙う」という戦法になります。

このように逆指値が、値上がりするにつれて引き上げていく手法を「トレール・ストップ」といいます。
トレール・ストップはディーラーの基本戦法で、基本的な考え方は簡単なので、誰でもすぐに取り入れられます。重要なのは「どのくらい下で逆指値するか」というラインの設定です。

慎重にいく場合、10鏡~30銭ほど下の値段にすればいいでしょう。ただし、上昇しているなかでも小幅な値下げ局面があるので、大きな値上がりのトレンド初期で売らされてしまうこともあるので注意が必要です。
基本的には50銭~1円くらいを目安としておくといいでしょう。あとは、相場の経験を積むことで、相場の状況を呼んだ逆指値ができるようになります。

         

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