相場にまかせるOCO注文
OCO注文のOCOは、「One Cancel the Other」の略で、指値注文とストップ注文の2つを同時に出しておき一方が約定すると、もう一方が取り消される注文方法のことです。
たとえぱ1万米ドルを持っていて、現在のレートが1ドル=107円としたとき、上がった場合(円安)の売値を110円で指値、下がった場合(円高)も考えて106円で逆指値、といった注文ができます。
この場合もし1ドル=110円を越えたら、110円の指値注文が成立して、106円の逆指値注文は取り消されます。逆に1ドル=106円を割り込んだら、106円の逆指値注文が成立し、110円の指値注文は消されます。
「もし上がったら2円の値上がり益、もし下がったら1円の値下がり損」とはじめから決めて投資する方法なので、あまり相場を見る時間がない人や、相場に張り付いていたくない人にはとても便利です。
ただし相場が「上昇局面にあるのか?」、「下降局面にあるのか?」といった基本的なトレンドの読みと、「どのくらいの幅で動きながら大きな動きになるのか」を読むことが大切です。このトレンドを読み誤ると、最初からただ単に下がっていくものを買って売るだけになってしまいます。
またトレンドは読めていても、上の指値が高すぎるとそこに到達する前に、下げに転じてしまい逆に下の逆指値で売り注文が成立してしまうということにもなりかねません。
自動売買は最初に決済の値段を決めるだけで、ほったらかしで投資できます。しかし、それだけに安易に放置しがちです。OCO注文を出したあとも、放置せずにときどき相場の動きをチェックすることが重要です。また予想した上昇が見られそうにないときは、すみやかに注文を見直す必要があります。
また「もう少し下で買えるかもしれないけど、いまより上がるとそのまま上昇スタートするだろう」と読んだときは、新規買いでOCOを使います。ほかにも、高くなった場合の新規売りと安くなった場合の新規買いを組み合わせるなど、投資経験がつけばさまざまな活用法があります。
このようにOCOは、いろいろな使い方ができます。
